【0円】TradingViewの機能や使い方|有料プランを無料で使う方法も紹介

無料で最強チャートツールを手に入れよう

TradingViewは、トレード仲間とつながるSNS機能を有した次世代型チャートツールです。初回限定で、機能が豊富な有料プランを1ヶ月無料で利用可能。ぜひ最高のトレード環境を体験してください。
「TradingViewを無料で使いたいけど、どこまで使えるの?」
「無料プランで制限されるのは、具体的にはどんなこと?」
「有料機能を無料で使える方法があれば知りたい!」
TradingView(トレーディングビュー)の無料プランは機能が制限されるものの、一体どれくらいのことができるのでしょうか?
できればTradingViewにお金をかけず、実際のトレードに使っていきたいですね。
【この記事で分かること】
- 無料プランの概要やメリットとデメリット
- 無料プランで可能なテクニカル分析について
- 有料プランを無料で使う2つの方法
- 有料プランの機能の一部を無料で使えるFX会社
この記事を読むと、完全無料でTradingViewを使いこなしていく方法が分かります。
有料プランは月額料金が12.95ドル~(約1,900円~)と決して安くないため、節約のためにもお役立てください。
まずは無料プランの概要から説明します。後半で「有料プランを無料で使う2つの方法」を解説しているので、必要な項目からお読みください。
※本記事で表示している日本円価格は、1ドル=150円で換算した概算値です。
目次
- 無料で最強チャートツールを手に入れよう
- 最強のテクニカル分析は?
- TradingView(トレーディングビュー)は無料プランでも充実した機能を備えている
- TradingViewの無料プランでできるテクニカル分析
- TradingViewの無料プランではできないこと
- TradingViewの無料プランに対するTwitter(X)上の評判
- TradingViewの無料プラン 3つのメリット
- TradingViewの無料プラン 3つのデメリット
- 他のトレーダーと差をつけるためのツールを紹介!
- 【初心者向け】TradingViewの無料プラン使い方ガイド
- TradingViewの有料プランを無料で使う2つの方法
- TradingViewの無料プラン「Basic」にアカウント登録する方法
- 無料でTradingViewの有料プランが利用できるFX会社を紹介
- 口座併用でTradingViewの機能を無料で補完する
- まとめ:TradingViewを無料で使いこなそう!
最強のテクニカル分析は?

TradingViewは、トレード仲間とつながるSNS機能を有した次世代型チャートツールです。初回限定で、機能が豊富な有料プランを1ヶ月無料で利用可能。ぜひ最高のトレード環境を体験してください。
TradingView(トレーディングビュー)は無料プランでも充実した機能を備えている
TradingViewは、各国の証券市場に上場する金融商品をリアルタイムでチャート表示できることから、世界中のトレーダーがテクニカル分析に利用する取引ツールです。
無料プランの「Basic」と、3つの有料プラン「Essential」「Plus」「Premium」があり、用途に応じて選べます。
月額料金一覧 | Basic | Essential | Plus | Premium |
---|---|---|---|---|
月次プラン (月額課金) | 無料 | 14.95ドル/月 (約2,200円) | 29.95ドル/月 (約4,500円) | 59.95ドル/月 (約9,000円) |
年次プラン (年間購読) | 無料 | 12.95ドル/月 (約1,900円) | 24.95ドル/月 (約3,700円) | 49.95ドル/月 (約7,500円) |
「無料のBasicだと、大したテクニカル分析ができないのでは?」と疑問に思う方も多いはず。
たしかに、チャート表示数が1タブに1枚のみなどの制限はありますが、基本的なチャート分析を行う機能は十分に備わっています。
今回は無料プランでできることに焦点を当て、節約しながらのTradingView活用法をご案内していきます。
TradingViewの無料プランでできるテクニカル分析
まずは、無料プランでできることを実際のチャートを用いて解説します。
その後に、主要機能の一覧を1つずつ確認していきましょう。
2つのインジケーターと描画ツールで実践的なチャート分析ができる
無料プランのBasicでは、2つのインジケーターを同時表示でき、110種類以上の描画ツールを使って実践的なテクニカル分析が可能です。
一例として、ドル円の4時間足を用いたエントリーを見ていきましょう。

このチャートは、TradingViewの無料プランで、2つのインジケーターと2つの描画ツールで再現できます。
①短期移動平均線※
②中期移動平均線※
③RSI
④トレンドライン
⑤水平線
※①と②は、「MA Cross(移動平均線の交差)」という1つのインジケーターで表示可能
AではRSIは売られ過ぎを示唆する30を割り、上昇に転じました。
その一方Bでは買われ過ぎの70を超えて上昇が一服。無料で使えるRSIが、基本通りに働いていることが分かります。
続いて、実際のトレードを想定してみましょう。
ドル円は水平線131.347円(⑤)に迫った後に反転し、安値切上・高値更新の上昇トレンドに転換しました。
移動平均線のゴールデンクロスがイメージできる高値水平線134.685円(C)を抜けたらロングです。損切りは直近の安値(D)を参考にして設定します。
高値(C)を抜けるとともに短期移動平均線(①)が中期移動平均線(②)を上抜けて、綺麗に拡散しています。
ダウ理論をベースに2本の移動平均線を補足した、基本の裁量トレードです。4時間足を用いているので、日中にチャート分析ができない方でも取り組める手法となります。

なお、水平線131.347円(⑤)は、週足における直近高値を基準に描画したものでした。
日足や週足をエントリーに使うトレーダーも強く意識するため、サポートとして機能しやすいラインといえるでしょう。
先ほどの4時間足チャートは週足の四角枠の部分で、水平線131.347円(⑤)の反転から上昇トレンドがスタートしていたわけです。
ロングエントリーした高値水平線134.685円(C)より4時間足で引いたトレンドライン(④)に沿って、最終的に1,282pipsも上昇しています。
このトレンドライン(④)を意識することで、利益を大きく伸ばしやすい相場でした。
TradingViewの無料プランでは2つのインジケーターを同時表示できるので、上図のように複数のインジケーターを使用した分析ができます。
そして、110種類以上の描画ツールはいくつでも表示できることから、複雑なテクニカル分析も可能です。
無料のBasicプランで使える機能一覧
TradingViewは無料のBasicプランでもできることが豊富にあるため、まずはFXに役立つ機能をピックアップしました。
使える機能 | できること |
---|---|
同時接続できるタブ数 | 2タブに同時接続できる |
タブ毎のチャート数 | 1タブに1枚チャート(チャート分割はできない) |
チャートレイアウトの保存 | 1レイアウトだけ保存できる |
チャートのリプレイ | 日足以上は全てリプレイ可能(日中足は不可) |
チャートタイプの種類 | 21種類から選べる(うち4種類は日足以上のみ) |
内蔵インジケーター | 400種類以上の標準搭載されたインジケーター・ストラテジー・指標が使える |
コミュニティ提供のインジケーター | ユーザーが制作した10万個以上のインジケーターが使える |
インジケーターの表示 | 最大2個のインジケーターを同時表示できる |
インジケーターへのインジケーターの適用 | 最大1個のインジケーターにインジケーターを適用できる |
描画ツール | 110種類以上の描画が使えて無数に表示できる |
自動描画 | 自動描画インジケーターを一部使用できる(以下は例) – フィボナッチ・リトレースメント – フィボナッチ・エクスパンション – ピッチフォーク |
Pineスクリプト | 独自のインジケーターやストラテジーを作成できる |
ストラテジーのバックテスト | Pineスクリプトで書かれたストラテジーを検証できる |
アラート | 価格アラートを最大5個、テクニカルアラート(インジケーター・描画ツールなどへのアラート)を最大1個まで設定できる |
リアルタイムニュース | マーケットや銘柄にインパクトを与える速報を受け取れる |
FX会社との連携 | 口座を連携してTradingView上で取引できる |
デモ取引(ペーパートレード) | 仮想口座でトレードのシミュレーションができる |
モバイルアプリ対応 | AndroidとiOS専用アプリが使える |
異なる端末を同期 | スマホとパソコンを同期して同じチャートを表示できる |
デスクトップアプリ対応 | パソコンにダウンロードして使える |
チャートの過去検証や、Pineスクリプトによる独自インジケーターとストラテジーの作成など、自動売買にも対応していることが分かります。
FXに限定しなければ以下の機能も無料で使えることから、株式投資家が利用するインセンティブになっています。
- 銘柄・シンボル比較
- 株式関連情報の配信
- 配当支払い後の価格調整
- 決算・株式分割・配当の表示
- 財務データの表示
- 時間外取引に対応
- 世界経済データ・経済指標の配信
- ホットリスト(値上がり率ランキングなど)
- 決算発表カレンダーの表示
- 板情報:DOM(板取引を見ながら取引できる)
その他、株式以外にも貴金属・エネルギー・暗号資産(仮想通貨)など、世界で取引される金融商品の情報を無料で入手可能です。
さらには、無料でも細かいカスタマイズが可能なので、TradingViewをあなたに最適な取引プラットフォームに変えていくことができます。
TradingViewの無料プランではできないこと
もちろん、無料で全ての機能を使えるわけではありません。使えない主要機能をリストにしたので、必要か否かの参考にしてください。
使えない機能 | できないこと |
---|---|
①広告の非表示 | 広告を非表示にできない |
②タブ内におけるチャート分割 | 1つのタブで複数のチャートを同時表示することができない |
③チャート内における3個以上のインジケーターの同時使用 | 1つのチャート内で同時使用できるインジケーター数が最大2個に制限される |
④2個以上の価格アラート、6個以上のテクニカルアラート | 同時設定できる価格アラートは最大1個、テクニカルアラートは最大5個に制限される |
⑤秒足の表示 | 1・5・10・15・30・45秒足を表示できない |
⑥カスタム時間足の表示 | デフォルトにない時間足をカスタマイズして使うことができない |
⑦日中の練行足・カギ足・新値足・ポイント&フィギュアの表示 | 時間を考慮しないチャートタイプの日足未満を表示できない |
⑧高速データ更新 | 高速データ更新に対応していない |
⑨SNS | 閲覧のみ可能で、アイデア・スクリプトの投稿、アイデア・スクリプトへのコメントなどができない |
⑩カスタマーサポート | 個別での問い合わせができない |
無料の場合は①の広告表示が行われることに加えて、②~⑦のような分析機能の制限があり、チャート分析をするうえで不自由さを感じる可能性があります。
また、⑧の高速データ更新に対応していないため、スキャルピングなどのリアルタイム性が求められる取引を行う場合に不利になるかもしれません。
その他、⑨SNSでの投稿機能や、⑩カスタマーサービスの個別問い合わせの制限について、不便に感じる人もいるでしょう。
これらの制限は、トレードスタイルによって物足りなさを感じる場合があります。まずは無料プランを試して、ご自身の取引スタイルに合うか確認してみてください。
もし不足を感じた場合には、有料プランへのアップグレードやTradingView対応のFX会社の利用を検討することをおすすめします。
TradingViewの無料プランに対するTwitter(X)上の評判
Twitter上では、TradingViewの無料プランに対して「無料でも十分」「使いやすい」という声が上がっていました。
一方、無料プランの機能制限に対してネガティブな意見もあります。
まずは無料プランで試し、十分だと思えばそのまま使い、物足りなければ有料プランへの移行を検討するのがよさそうですね。
TradingViewの無料プラン 3つのメリット
ここからは、TradingViewの無料プランを使う3つのメリットをご紹介します。
- 基本的なチャート分析が無料で可能
- 世界中の金融商品をテクニカル分析できる
- 400種類以上のインジケーター・ストラテジー・指標を自由に使える
1つずつ解説します。
メリット①:基本的なチャート分析が無料で可能
無料プランでは1つのタブ内でのチャート分割はできませんが、2つまでタブを開けるため、実質的に2つのチャートを同時利用できます。

この2つのチャートを活用することで、以下のような実践的な分析が可能です。
- 異なる時間足を同時表示したマルチタイムフレーム分析
- 2つの異なる銘柄の比較分析
- 重要な価格レベルの監視
このように、無料プランでもチャート分析に必要な機能が十分に備わっているため、基本的な相場分析は問題なく行うことができます。
なお、ブラウザは様々なWebコンテンツを表示するため、メモリ消費が大きい傾向があります。複数タブを表示して重いと感じた場合は、チャート表示に特化してメモリ消費が小さいデスクトップアプリを利用すると良いでしょう。
メリット②:世界中の金融商品をテクニカル分析できる
2つ目のメリットは、世界の市場に上場する金融商品の価格をチャート表示できることです。
無料プランでも、FX・株式・貴金属・エネルギー・暗号資産(仮想通貨)など、世界で取引されているほぼ全ての商品のチャートを表示できます。以下はその一例です。
市場カテゴリー | 取引可能な商品例 |
---|---|
株式市場 | 米国株、日本株、欧州株 |
仮想通貨 | ビットコイン、イーサリアム |
為替市場 | 主要通貨ペア、クロス円 |
コモディティ | 金、原油、農産物 |
TradingViewは、各市場や取引所が配信するデータを取得してチャートに反映しています。
無料プランでも、例えば、日経平均やS&P500などの株価指数を確認しながら、同時にドル円やユーロドルの為替相場を分析する、といったことが可能です。
メリット③:10万種類以上のインジケーターを自由に使える
無料プランでも、400種類以上の標準搭載されたインジケーター・ストラテジー・指標を利用できます。さらに、世界中のトレーダーが開発した10万種類以上のカスタムインジケーターも利用可能です。
以下は、標準搭載されたインジケーターの一例です。
- MA Cross(移動平均線の交差)
- RSI(相対力指数)
- MACD(移動平均収束拡散)
- BB(ボリンジャーバンド
- STOCH(ストキャスティクス)
先にご紹介した「実践的なチャート分析ができる」のように、これらのインジケーターを上手に組み合わせることで、無料プランでも効果的な分析が可能です。さらに、パラメーターの調整など、より精度を高めていく工夫をすることで、勝てるトレードも実現できるでしょう。
またSNSでは、現在の相場で通用する新たなインジケーターが続々とシェアされているため、トレードの参考にしてみてください。
TradingViewの無料プラン 3つのデメリット
無料で利用できるTradingViewですが、メリットばかりではありません。
- 広告がチャート分析の邪魔をする
- テクニカル分析の機能が制限される
- SNSでトレードアイデアをシェアできない
3つのデメリットを事前に知っておくと、使用中のストレスを減らすことができます。
デメリット①:広告がチャート分析の邪魔をする

無料プランを利用していると、高い頻度で画面左下に広告が表示されます(①)。
ときおり全画面表示に切り替わることもあり(②)、テクニカル分析に集中している方には大きなストレスになるでしょう。
ただし、ワンクリックで広告を非表示にでき(③)、一定時間はチャートのみの画面になるため、実際の取引をしていない限り許容できる範囲と言えます。
デメリット②:テクニカル分析の機能が制限される
2つ目のデメリットは、インジケーターの同時表示数や時間足の種類が限定されるなど、テクニカル分析に制限がかかることです。
これにより、トレンド系やオシレーター系など、各種インジケーターを3つ以上組み合わせて優位性を発揮するトレード手法は、無料プランでは再現できません。
また、無料プランでは2つまでしかチャートを同時接続できないため、3枚以上のチャートを同時に使う分析はできません。そのため、多通貨ペアを同時監視や複数の時間足を使った分析など、より高度なトレードは難しいかもしれません。
一方で、無料プランは主要機能を完備しているので、基本的なテクニカル分析であれば支障をきたすことは少ないでしょう。
先に紹介した「無料のBasicプランで使える機能一覧」において、あなたが必要とするものが揃っているか参考にしてください。
デメリット③:SNSでトレードアイデアをシェアできない
TradingViewがユーザーを惹きつける理由の一つに、SNSでトレードや投資アイデアをシェアできる機能があります。
実践を通じて得た知見を、スクリプトや動画で世界中のユーザーと共有できる機能は、多くのトレーダーにとって魅力的な要素でしょう。
この点、無料プランではSNSの閲覧のみが可能で、発信側の機能がかなり制限されています。例えば、アイデア・スクリプトの投稿やコメントなどができません。
そのため、トレードに興味がある人のコミュニティに参加するという意味では、無料プランでは物足りなさを感じることがありそうです。
SNSを通じてトレーダー同士で情報交換や交流をしてみたい方は、無料プランからのアップグレードを検討してみましょう。
他のトレーダーと差をつけるためのツールを紹介!

TradingViewは、トレード仲間とつながるSNS機能を有した次世代型チャートツールです。初回限定で、機能が豊富な有料プランを1ヶ月無料で利用可能。ぜひ最高のトレード環境を体験してください。
【初心者向け】TradingViewの無料プラン使い方ガイド
TradingViewは公式のマニュアル動画を用意しており、初心者の方でも迷うことなく操作できるように説明がなされています。
シリーズ化された「TradingViewを0から使いこなすために」では、TradingViewの使い方をまとめた無料の動画が30本も用意されています。

その他にも、「使い方」や「調べ方」で検索すると、ボリンジャーバンドなど特定の指標を実際のチャートに適用した活用法も説明されています。

TradingView初心者の方は、まずは無料のアカウント登録をして、公式ガイドを見ながらお試しするのが良いでしょう。
TradingViewの有料プランを無料で使う2つの方法
それでは、有料プランの「Essential」「Plus」「Premium」を無料で使う方法をご紹介します。
- 30日間の無料お試し期間を利用する
- TradingViewチャートが使えるFX会社を利用する
節約のために、ぜひお役立てください。
①30日間の無料お試し期間を利用する
3つの有料プラン全てにおいて、30日間の無料お試し期間が設けられています。

通常は1番安い月額料金でも、Essentialプランの年間購読12.95ドル/月となります。
仮にEssentialプランを無料でお試しする際、「30日間無料お試し(①)」をクリックして手続きを進めます。

お支払い方法は「クレジットカード」または「PayPal」です(①)。30日間経った後に無料から有料へ切り替わりますが(②)、自動更新はあなたのアカウントから自由にキャンセルできる(③)のでご安心ください。
「お支払い詳細(④)」と「住所(⑤)」を入力し、最後に「30日間無料お試しを開始(⑥)」をクリックして完了です。
なお、お試し期間は1回限りとなり、再度購読を始めると利用料が発生することをご留意ください。
②TradingViewチャートが使えるFX会社を利用する
2つ目の方法は、TradingViewチャートが使えるFX会社を利用することです。
国内では、OANDA証券やトレイダーズ証券株式会社の「みんなのFX」「LIGHT FX」など、TradingViewチャートを無料で利用できるFXサービスがあります。
サービスによっては一部の機能が有料級であることもあり、高機能なチャートツールを無料で活用できる点が魅力です。
TradingViewチャートが使えるFX会社については、後述の「無料でTradingViewの有料プランが利用できるFX会社を紹介」でご紹介します。
TradingViewの無料プラン「Basic」にアカウント登録する方法

TradingViewの無料プラン「Basic」にアカウント登録する方法をご案内します。
まずは、公式サイトのトップページ右上の「始めましょう」をクリックしてください。なお、以下のボタンからも登録可能です。

表示された画面右上にある「登録」をクリックします。なお、無料登録にはクレジットカードなどの支払情報は不要で、簡単に登録可能です。

TradingViewの無料登録は、他のサービス(Google、Facebook、Twitter、Yahoo!、Apple、LinkedInのいずれか)とのアカウント連携(①)、もしくは、Eメール登録(②)で行えます。
①のアカウント連携はより簡単に行えますが、ここでは②のEメールを使って登録していきます。

Eメールとパスワードを入力し(①)、「私はロボットではありません」にチェックした後、「アカウントを作成(②)」をクリックします。
登録したEメール宛に確認メールが届くので、指示に従ってアカウント有効化の手続きを進めてください。
Eメールを確認できる環境であれば、すぐに手続きを完了させられるでしょう。
無料でTradingViewの有料プランが利用できるFX会社を紹介
国内FX会社の中には、TradingViewチャートを自社ツールとして採用していることがあります。
そのため口座開設するだけで、高機能なTradingViewチャートを無料で利用可能です。また、有料プランの機能を一部使えることもあります。
また、一部のFX会社はTradingViewアカウントと口座連携でき、TradingView上での取引が可能です。(無料プランでも取引可能)
FX会社 | TradingView上で取引 (口座連携) | 自社ツールに TradingViewを実装 |
---|---|---|
FOREX.com | 可能 | ◯ |
OANDA証券 | 可能 | ◯ |
サクソバンク証券 | 可能 | ✕ |
みんなのFX | 不可 | ◯ |
LIGHT FX | 不可 | ◯ |
FXTF | 不可 | ◯ |
LINE FX | 不可 | 〇 |
ThinkMarkets | 不可 | ◯ |
インヴァスト証券 (トライオート) | 不可 | ◯ |
GMO外貨 (外貨ex CFD) | 不可 | ◯ |
JFX | 不可 ※レート配信あり | ✕ |
上記から3つのFX会社をピックアップして、詳細に解説していきます。
みんなのFXの「FXトレーダー」と「FXトレーダー アプリ版」で無料になる
みんなのFXは、東証に上場するトレイダーズ証券株式会社が提供するFX特化型サービスです。
口座開設した方は、TradingViewを実装したパソコン版ツール「FXトレーダー」とスマホ版ツール「FXトレーダー アプリ版」を無料で使えます。
サービス比較 | Basicプラン | 「FXトレーダー」と「FXトレーダー アプリ版」 |
取扱商品 | FX・株式・暗号資産など | FXのみ |
チャート表示数 | 1枚 | 6枚 |
インジケーター表示数 | 3個 | 25個以上 |
秒足表示 | 不可 | 1秒足 |
広告表示 | あり | なし |
後述するOANDA証券にないメリットは、1秒足を表示できることです。例えばスキャルピングにおいて、1分足をブレイクダウンする手法に使えます。
みんなのFXは、クロス円で業界最狭水準のスプレッドを実現し、99.9%の高い約定率を誇ります。
資金とポジション管理も兼ねて、OANDA証券をデイトレやスイングで使用し、みんなのFXをスキャルピングのメイン口座として使い分けるのも良いでしょう。
LIGHT FXの「アドバンスドトレーダー」と「LIGHT FXアプリ」で無料になる
LIGHT FXもトレイダーズ証券株式会社が提供するサービスで、スワップポイントを強化している点がみんなのFXと異なります。
独自ツールのパソコン版「アドバンスドトレーダー」とスマホ版「LIGHT FXアプリ」の両方にTradingViewが実装されています。
無料のまま利用できるTradingViewの有料プランの機能については、みんなのFXで一覧にしたサービス比較表を参考にしてください。提供元が同じトレイダーズ証券株式会社であるため、違いはありません。
高金利通貨のトルコリラ・メキシコペソ・南アランドのクロス円で、業界最高水準のスワップを提示しています。
LIGHT FXは、スワップポイント狙いのポジショントレードの口座として利用してみてはいかがでしょうか。
OANDA証券の「fxTrade Web版」で無料になる
OANDA証券は、FXを中心に株価指数CFDや商品CFDも取り扱う証券会社です。アメリカ、ロンドン、シンガポール、日本などに拠点を置き、グローバルに金融サービスを展開しています。
OANDAラボでは、OANDA証券独自のFX取引に役立つソリューションを配信し、顧客の新規・決済注文を集約してグラフ化するオープンオーダーなど、口座開設した方が無料で利用できる優良コンテンツを揃えています。
独自ツール「fxTrade Web版」もその一つ。TradingViewを実装し、有料プランの一部を無料で使うことができます。
サービス比較 | Basicプラン | fxTrade Web版 |
取扱商品 | FX・株式・暗号資産など | FXのみ |
チャートの表示数 | 1枚 | 8枚 |
インジケーター表示数 | 3個 | 25個以上 |
広告表示 | あり | なし |
fxTrade Web版では、TradingViewの最高グレード「Premium」にしか使えない「チャートの同時表示数8枚」と「インジケーターの同時表示可能数25個」の機能が無料になります。

1つのディスプレイでマルチタイムフレーム分析をするときや、多くの銘柄を一覧表示して価格変動が高まるチャートの初動を発見することに役立ちます。
Premiumプランを利用するには、月額課金で59.95ドル(約9,000円)、年間購読でも49.95ドル/月(約7,500円/月)が必要です。
OANDA証券で口座開設すると、Premiumプラン機能の一部を無料で使えるメリットがあります。
口座併用でTradingViewの機能を無料で補完する
TradingViewの有料プランで使える機能を無料のまま継続利用する方法として、みんなのFXとLIGHT FX、OANDA証券で口座を開設する方法があります。
トレードスタイルに応じて口座を使い分ければ、各社のサービスメリットを受けつつ、無料でTradingViewの有料機能を使い続けることができます。
各FX会社はTradingViewの無料プラン「Basic」の機能を制限していることもあります。例えば、10万種類以上あるカスタムインジケーターが採用されていません。
そのため、Basicプランと各FX会社の独自ツールを併用して不足する機能を補完しながら、TradingViewを無料のまま使い倒してみるのも良いでしょう。
なお、この方法では不自由を感じる場合は、有料プランへのアップグレードを検討してください。その場合は、セールのタイミングを狙って賢く購入することをおすすめします。
まとめ:TradingViewを無料で使いこなそう!
今回はTradingViewの無料プラン「Basic」でできることをお伝えするとともに、有料プランの機能を0円で使う方法も紹介しました。
もう一度、TradingViewを無料で使いこなす方法を振り返りましょう。
【この記事のまとめ】
- お試し期間を利用すれば、有料プランを30日間無料で試せる
- 2つのインジケーターと110種類以上の描画ツールで実践的な分析ができる
- OANDA証券・みんなのFX・LIGHT FXはTradingViewの有料機能の一部が無料で使える
TradingViewの有料プランは、初回30日間の無料お試し期間があります。本記事を参考にしていただき、無料プランで基本的な操作に慣れてから、有料プランも試して見ることをおすすめします。
世界で人気のチャートツールTradingViewを活用して、トレードを有利に進めましょう。
TradingViewの機能を手軽に体験してみたい方は、まずは無料スマホアプリ「Runcha」で練習してみるのもおすすめです。
TradingViewのチャートを使って手軽にFXの練習ができるだけでなく、リーマンショックなどの過去の大相場も体験可能。トレード結果の振り返り機能やランキング機能も備えており、楽しみながらスキルアップできます。
【無料】TradingView搭載のFX練習アプリ「Runcha」
