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TradingViewのインジケーター|人気おすすめ指標の選び方

2022年11月28日 公開 
2023年01月30日 更新

「TradingViewのインジケーターは、他の取引ツールより何が優れているの?」
「インジケーターがたくさん表示されて、何をどう選んでいいのか分からない。」

これらの疑問を解決するとともに、10万を超えるTradingViewのインジケーターを目的別で選べるように解説します。

この記事で分かること

  • TradingViewのインジケーターの種類と選び方
  • TradingViewのインジケーターの表示と設定方法
  • SNS型金融プラットフォーム特有のインジケーターについて

デフォルトで搭載された主要インジケーターをベースにすることで、テクニカル分析で何を使うか迷うことが少なくなります。

この記事では、トレードの目的に合ったインジケーターを選ぶ方法はもちろん、世界中のユーザーがいいね!する人気のインジケーターまでご紹介するので、ぜひ最後までご覧になってください。

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TradingView(トレーディングビュー)のインジケーターの特徴

TradingViewのインジケーターは標準搭載されている「内蔵インジケーター」と、ユーザーが開発した「コミュニティ提供のインジケーターに分けられます。

内蔵インジケーターには、テクニカル系・オシレーター系・ボリューム系をはじめ、主要インジケーターが100以上も用意されており、一般的なテクニカル分析に使う指標を網羅しています。

また、10万以上もあるコミュニティ提供のインジケーターはユーザーがカスタマイズした独自性の高い指標も多く、現在の相場や今注目の銘柄に適したものから選べます。

TradingViewはSNS機能が充実した金融プラットフォームのため、独自開発した作品のソースコードを公開して、世界中のユーザーから感謝のコメントやいいね!をもらうこともできます。

さらに、独自通貨のTradingViewコイン(1コインは0.01米ドル相当)が流通しているため、コインで寄付を受け取り、有料プランの支払いに充てることもできます。

SNS型金融プラットフォームのTradingViewでは、インジケーターを通じてトレード談義に花が咲くコミュニティが生まれることもあります。

TradingView(トレーディングビュー)で使える内蔵インジケーターの種類

TradingViewで使える内蔵インジケーターは、6種類に分けられます。

  1. トレンド系インジケーター
  2. オシレーター系インジケーター
  3. ボリューム系インジケーター
  4. 出来高プロファイル・インジケーター
  5. ローソク足パターン・インジケーター
  6. 自動検出・インジケーター

くわえて、トレードをシミュレーションできるストラテジー機能も搭載していますので、順番に見ていきましょう。

トレンド系インジケーター

TradingViewのトレンド系インジケーター

TradingViewは単純移動平均線(SMA)をはじめ、30個以上のトレンド系インジケーターを内蔵しています。

ボリンジャーバンド・エンベロープ・一目均衡表など、主要インジケーターを押さえており、相場の方向性を測る上で銘柄ごとに適した指標を選ぶことができます。

TradingViewに30個以上も内蔵されているトレンド系インジケーターの一例は次の通りです。

単純移動平均線(SMA)パラボリックSAR(SAR)
指数移動平均線(EMA)ピボットポイント・スタンダード(Pivots)
ボリンジャーバンド(BB)ケルトナーチャネル(KC)
エンベロープ(Envelope)ジグザグ(Zig Zag)
一目均衡表(Ichimoku Cloud)ケルトナーチャネル(KC)

もし内蔵インジケーターがトレード手法に適さない場合、後ほど解説する10万を超えるコミュニティスクリプトから選べるのでご安心ください。

オシレーター系インジケーター

TradingViewのオシレーター系インジケーター

TradingViewは相対力指数(RSI)をはじめ、50個以上のオシレーター系インジケーターを内蔵しています。

ストキャスティクス、MACD、ATRなど主要インジケーターを豊富に用意しており、相場の過熱感を測る上で、銘柄ごとに使い分けることができます。

TradingViewに50個以上も内蔵されているオシレーター系インジケーターの一例は次の通りです。

相対力指数(RSI)相対ボラティリティ指数(RVI)
ストキャスティクス(STOCH)レート・オブ・チェンジ(ROC)
移動平均収束拡散(MACD)シャンデ・モメンタム・オシレーター(ChandeMO)
アベレージ・トゥルー・レンジ(ATR)プライスオシレーター(PPO)
ストキャスティクス RSI(STOCH RSI)ピボットポイント・ハイ・ロー(Pivots HL)

多彩なオシレーター系インジケーターの掛け合わせの中から、「ストキャスティクス RSI」などが厳選されています。

ボリューム系インジケーター

TradingViewのボリューム系インジケーター

TradingViewには売買された株式数の出来高をはじめ、合計4つのボリューム系インジケーターを内蔵しています。

出来高(Volume)
ネット出来高 (Net Volume) 
オン・バランス・ボリューム (OBV)
アップ/ダウン出来高(Up/Down Volume)

先物やオプションでは売買が成立した約定数を示し、買いと売りの強度を測ることができます。

底値圏で出来高が増えれば上昇を期待した買い注文の増加を想定し、天井圏で出来高が減少すれば、更に買い上げたい資金が入っていないことを指します。

ボリューム系インジケーターは、投資資金の流出入に着目して価格の方向性を測れる点がユニークです。

出来高プロファイル・インジケーター

TradingViewの出来高プロファイル・インジケーター

引用元:TradingView公式サイトの出来高プロファイル (VP)解説記事

TradingViewの出来高プロファイル・インジケーターは、価格帯別の出来高を視覚化します。

株式取引でよく使われる出来高は、一定時間における売買高(取引数量)を横軸に示しますが、出来高プロファイルは縦軸に表します。

TradingViewに内蔵されている6つのボリューム系インジケーターは次の通りです。

オートアンカー出来高プロファイル(AAVP)セッション出来高プロファイル(SVP)
固定期間出来高プロファイルセッション出来高プロファイルHD(SVP HD)
周期的出来高プロファイル(PVP)可視範囲出来高プロファイル(VRVP)

複数回反発した水平線と出来高プロファイルが重なる価格帯は、レジスタンス帯・サポート帯として働きやすく、戻り売りと押し目買いの目安として使われます。

上記3つの主要インジケーターに対し、出来高プロファイルに馴染みのない方も多いでしょう。

TradingViewが公式YouTubeで解説しているので、参考にしてみてください。

ローソク足パターン・インジケーター

TradingViewのローソク足パターン・インジケーター

TradingViewは30個以上のローソク足パターン・インジケーターを内蔵し、あらゆるプライスアクションをラベリングします。

はらみ線・包み線・十字線など、値動きそのものに焦点を当て、トレンドの反転・転換・継続を測れます。

TradingViewに内蔵されている30個以上のローソク足パターン・インジケーターの一例は次の通りです。

すべてのローソク足パターン(All Candlestick Patterns)Doji Star – Bearish(弱気の同時線)
弱気の捨て子線(Abandoned Baby – Bearish弱気の下放れタスキ(Downside Tasuki Gap – Bearish)
強気の捨て子線(Abandoned Baby – Bullish)強気のトンボ(Dragonfly Doji – Bullish)
弱気のかぶせ線(Dark Cloud Cpver – Bearish)弱気の包み線(Engulfing – Bearish)
強気の同時線(Doji Star – Bullish)強気の包み線(Engulfing – Bullish)

「すべてのローソク足パターン」を使うと、一括でラベリングできます。特定のプライスアクションを示すインジケーターも搭載されているので、使い分けが簡単です。

自動検出・インジケーター

TradingViewの自動検出・インジケーター

TradingViewの自動検出・インジケーターは、チャートパターンなどをワンクリックで表示します。

エリオット波動やフィボナッチも検出でき、19個ある内蔵インジケーターの一例は次の通りです。

オート・フィボナッチ・エクステンション(Auto Fib Extension)ヘッドアンドショルダー・チャートパターン(Head And Shoulders Chart Pattern)
オート・フィボナッチ・リトレースメント(Auto Fib Retracement) 強気のペナント・チャートパターン(Bullish Pennant Chart Pattern)
ダブルボトム・チャートパターン(Double Bottom Chart Pattern)トリプルボトム・チャートパターン(Triple Bottom Chart Pattern)
ダブルトップ・チャートパターン(Double Top Chart Pattern)オート・ピッチフォーク(Auto Pitchfork)
エリオット波動・チャートパターン(Elliott Wave Chart Pattern)VWAPオート・アンカー(VWAP Auto Anchored)

チャートパターンの検出精度が良く、テクニカル分析の効率性が高くなります。

TradingViewの自動検出のメリットは、未来の値動きを予測するインジケーターが内蔵されている点です。

例えば、ドル円の日足チャートにダブルボトム・チャートパターンを適用したところ、底打ち反転の値動きを示しました。

ドル円の日足でダブルボトムを自動検出

自動検出の大半はベータ版のため、アップデートされる度にチャートで検証してみてはいかがでしょうか。

ストラテジー:バックテストとフォワードテストができる

TradingViewのストラテジーはバックテストとフォワードテストができる

TradingViewにはバックテストとフォワードテストができるストラテジーも搭載されています。

プライスアクションやオシレーター系インジケーターの過熱感、移動平均線のゴールデンクロスなど、各種インジケーターを使用した売買をシミュレーションできます。

TradingViewが内蔵する20個以上のストラテジーの一例は次の通りです。

ローソク足アップダウン・ストラテジー(BarUpDn Strategy)2本の移動平均線の交差ストラテジー(MovingAvg2Line Cross)
ボリンジャーバンド・ストラテジー(BB Strategy)パラボリックSARストラテジー(Parabolic SAR Strategy)
チャネルブレイクアウト・ストラテジー(Channel Break Out Strategy)ピボット反転ストラテジー(Pivot Reversal Strategy)
インサイドバー・ストラテジー(Inside Bar Strategy)RSIストラテジー(RSI Strategy)
モメンタム・ストラテジー(MOM Strategy)スローストキャスティクス・ストラテジー(STOCH Slow Strategy)

新たなトレード手法をストラテジーから習得したり、あなたの裁量トレードに類似したものと比較すれば有益な発見もあるでしょう。

各ストラテジーは売買ポイントを示しますが、そのまま利用すると優れた成績を残せない懸念があります。

トレードに利用するには、バックテストで稼げた相場を分析したり、必要に応じてパラメータを調整して今の相場に最適化します。

公式YouTubeにある、ストラテジーのバックテスト方法もご参考ください。

TradingView(トレーディングビュー)の人気インジケーターランキング

TradingViewのユーザーが作成したコミュニティスクリプトには、10万を超えるインジケーターやストラテジーが登録されています。

TradingViewの人気インジケーターランキング

「いいね!」の数が人気度を表し、1ユーザーが1回いいねできることから、いいねの数だけユーザーに支持されていると言えます。

世界中のトレーダーと投資家に選ばれた、TradingViewの人気インジケーター1位~10位は次の通りです。

順位名称役割いいね数
1Squeeze Momentum Indicator [LazyBear]スクイーズ後のボラティリティの高まりを示す81,809
2MacD Custom Indicator-Multiple Time Frame+All Available Options!価格の方向性や売買のタイミングを測る59,259
3CM_Williams_Vix_Fix Finds Market BottomsVIX(恐怖指数)で株価の底値を測る49,087
4Indicator: WaveTrend Oscillator [WT]買われ過ぎ・売られ過ぎを示す44,895
5ADX and DIトレンドの方向性と勢いを示す37,159
6SuperTrend売買ポイントを示す35,071
7CM_Ultimate_MA_MTF_V2移動平均線の交差や方向性を色分けする32,448
8Bollinger + RSI, Double Strategy (by ChartArt) v1.1買われ過ぎ・売られ過ぎを示す30,426
9Ultimate Moving Average-Multi-TimeFrame-7 MA Types移動平均線の交差や方向性を色分けする30,325
10Fibonacci Bollinger Bands勢いの変化や反転の目安、方向性を示す27,050
2022年11月23日時点のランキング

人気インジケーターは、主要インジケーターをカラフルにして売買ポイントを示したり、各指標を組み合わせてトレードの優位性を高めるなど、独自性が強くなっています。

人気1位:いいね最多!Squeeze Momentum Indicator

最もいいねを獲得した「Squeeze Momentum Indicator」は、価格の動きがスクイーズ(収束)したあとに起こるボラティリティの高まりと方向性を示すインジケーターです。

価格が上昇しているときは緑のヒストグラム、下落しているときは赤のヒストグラムがサブウィンドウに表示されます。

TradingViewで人気おすすめインジケーターのSqueeze Momentum Indicator

スクイーズとはボリンジャーバンドがケルトナーチャネル内に収まっていることを指し、ゼロラインが黒色のときがスクイーズ、灰色のときはモメンタムが高まっている状態です。

モメンタムが低いときと高いときのサインを確認しましょう。

Aはゼロラインが黒色の期間で、ケルトナーチャネルの中にボリンジャーバンドが概ね収まっていることが分かります。

Bはゼロラインが灰色の期間で、ケルトナーチャネルからボリンジャーバンドがはみ出しています。

トレードへの使い方は次の通りです。

・ゼロラインが黒色から灰色に変わり始めたらモメンタムの高い方向へエントリーする
・エントリー後にヒストグラムの色が変化し始めたら決済をする

決済の方法を補足します。

①の価格下落から上昇に転じるとき、赤色から赤茶色に変化しています。この時に売りポジションを買い戻すことになります。

②の価格上昇から下落に転じるとき、黄緑色から緑色に変化しています。この時に買いポジションを決済することになります。

なお、Squeeze Momentum Indicatorは、John F Carter(ジョン・カーター)氏の著書「Mastering The Trade(マスタリング・ザ・トレード)」で紹介された、ボラティリティインジケーターから派生した手法です。

TradingView(トレーディングビュー)にインジケーターを表示・設定する方法

ドル円の日足に単純移動平均線(SMA)を表示して、TradingViewにインジケーターを設定する方法を確認しましょう。

表示するインジケーターを選ぶ方法

チャート画面上部の「インジケーター(①)」をクリックし、検索欄(②)にSMAなど、該当するインジケーターの名称を入力します。

TradingViewにインジケーターを表示する方法

TradingViewの和訳が不完全なため、正式名称で表示されないときは、日本語の一部や英語で検索し直してください。

下図の通り、SMAがチャートに反映されます。

TradingViewのチャートに表示された単純移動平均線(SMA)

表示したインジケーターの設定を変更する方法

SMAのカラーや期間などの設定を変更していきます。チャート画面左上の設定アイコン(①)をクリックするか、SMAの上で右クリックした後に表示された設定アイコン(②)をクリックします。

TradingViewに表示したインジケーターの設定を変更する方法

SMAに限らず、表示したインジケーターは「パラメーター」「スタイル」「可視性」を変えることができます。

パラメーターは各インジケーター固有の数です。SMAなら期間や算出に採用する価格などを選べます。

インジケーターのパラメーターを変更する方法

スタイルでカラーや太さを変更できます。

インジケーターのスタイルを変更する方法

可視性でインジケータを表示する時間足を指定することができます。

インジケーターの可視性を変更する方法

①の秒足から月足まで入れたチェックは、全ての時間足にSMAを表示する指定です。

②の数値は、各時間足で表示する期間を指定します。

例えば日足で「1」を入力すると、1日分の日足にSMAを表示できますが、「2」と入力すると、日足2日分を合成した2日足のみにしか表示されません。

複数のインジケーターを重ねて同時に表示する方法

TradingViewではチャート画面やサブウィンドウに表示したインジケーターに、他のインジケーターを重ねて表示できます。

①のSMAに加えて、②の指数平滑移動平均線(EMA)と③の相対力指数(RSI)を表示しました。

TradingViewのインジケーターを重ねて表示する方法

チャート上では、SMAとEMAが重なった状態です。多彩な移動平均線の実用性を測るため、銘柄ごとに比較することができます。

続いて、サブウィンドウに表示されたRSI(③)にSMA(①)を重ねてみます。

SMA(①)を右クリックし、移動する(②)にカーソルを当て、下の既存ペインへ(③)をクリックします。

TradingViewのインジケーターを移動する方法

チャート上のSMA(①)が移動して、RSI(③)に重ねて表示されました。

RSIに重ねて表示された単純移動平均線(SMA)

インジケーターをテンプレートにして保存する方法

TradingViewに表示した複数のインジケーターを、テンプレートとして保存します。

画面上部の田のアイコン(①)をクリックしてプルダウン表示された、インジケーターテンプレートを保存(②)をクリックします。

TradingViewのインジケーターをテンプレートにして保存する方法

①の空欄に任意の名称を入力します。表示中の銘柄と時間足もセットで保存するときは、②の「シンボルを記憶」と「時間足を記憶」にチェックを入れ、③の保存をクリックします。

インジケーターのテンプレート名を指定する方法

保存したテンプレートを使うときは、画面上部の田のアイコン(①)をクリックします。

上記で保存したテンプレート名がマイテンプレート(②)に表示されるので、それをクリックしてチャートに適用できます。

保存されているテンプレートをチャートに適用する方法

表示したインジケーターの削除・消し方

チャートに表示したインジケーターは、画面左上部にメニューバー(①)が表示されるので、Xマークをクリックすると削除できます。

また、対象のインジケーターを右クリックして表示された削除(②)をクリックする方法もあります。

TradingViewに表示したインジケーターを削除する方法

サブウィンドウに表示されたインジケーターも同じ方法で消すことができます。

表示中のインジケーターを一括削除する際は、画面空白で右クリックし、「インジケーターを削除」をクリックして完了です。

サブウィンドウに表示したインジケーターを削除する方法

優良インジケーターの宝庫!コミュニティスクリプトとは?

TradingViewには内蔵インジケーターの他に、ユーザーが開発した10万を超えるカスタムインジケーターが公開されています

コミュニティスクリプト」や「コミュニティ提供のインジケーター」とも呼ばれ、無料のBasicプランから利用制限なく使えます。

SNS機能を搭載した金融プラットフォームの特徴を活かし、世界中のトレーダーに評価されたインジケーターをスクリーニングできます。

ここからは、優れたコミュニティスクリプトの探し方や使い方をご紹介します。

エディターズ・ピック:公式チームおすすめのインジケーター

TradingViewに投稿された投資・トレードに使える優れたインジケーターは、エディターズ・ピックとしてリスティングされます。

TradingViewのエディターズ・ピック

公式のモデレーターチームが、コミュニティスクリプトに公開されたインジケーターの説明やルールに準拠していることを確認し、ユーザーに価値を提供できると判断されたものを選別しています。

モデレーターとは、TradingViewユーザーの質問への回答や不適切なコンテンツのチェックなど、プラットフォームの健全な運営のために活動するメンバーです。

各インジケーターの詳細を確認するには、「スクリプト名」にカーソルを当て、「メモアイコン」をクリックします。

今回はいいね数が多い、「Extreme Trend Reversal Points [HeWhoMustNotBeNamed]」を見ていきます。

エディターズ・ピックの詳細を確認する方法

その後、インジケーターをチャートに適用した画像が表示されます。

エディターズ・ピックのインジケーターをチャートに適用

下へスクロールすると、用途・使い方・パラーメーター・ソースコード・アップデート日などの情報が得られます。

マイアカウントを日本語に設定していても英語表記されるため、Google翻訳やDeepLなどをご活用ください。

使うインジケーターが決まっている方は、エディターズ・ピックから有効性の高いコミュニティスクリプトを効率よく検索できます。

一方で、公式チームが選び抜いたインジケーターを色々と見てみたい方は、画面上部のコミュニティ(①)からスクリプト(②)へとカーソルを当てていき、エディターズ・ピック(③)をクリックしてください。

エティターズ・ピックの一覧を確認する方法

TradingViewモデレーターが取り上げた、価値あるインジケーターが一覧表示されます。

TradingViewモデレーターが取り上げたインジケーター一覧

SNS型金融プラットフォームのTradingViewは、初心者から上級トレーダーまで関係なく、相互評価された優れたインジケーターが可視化されます。

投資の新たな着想を得たいとき、今までのトレード手法を見直したいときなど、世界中のユーザーからアイデアをもらう検索方法として参考にしてください。

トップ:いいね数が多いインジケーター

TradingViewユーザーは、コミュニティスクリプトにいいね!を押して評価することができます。

いいね数は先に紹介した「人気インジケーターランキング」に寄与し、プラットフォーム内での露出とともに、他ユーザーから使用される可能性が高まります。

インジケーターごとの詳細は「エディターズ・ピック」と同じ方法で確認できます。

いいね自体の信頼性は、公式モデレーターの監査およびハウスルール内の以下条項よりある程度担保されています。

10. 重複アカウントを作成しないでください
11. ランキングシステムを欺こうとしないでください
14. 悪用をご報告下さい

引用元:TradingViewのハウスルール

加えて、ユーザーのコメントを1つずつ確認することで、有効なインジケーターを見極められるでしょう。

マイスクリプトでカスタムインジケーターを開発してシェアする

マイスクリプトでは、TradingViewが開発したプログラミング言語の「Pineスクリプト」で独自のインジケーターやストラテジーを開発できます

公開されている優秀なソースコードを編集すれば、実用性の高いカスタムインジケーターを作成できるでしょう。

利用するには、「マイスクリプト」を選んで「今すぐ最初のスクリプトを作成」をクリックします。

マイスクリプトでカスタムインジケーターを開発する方法

サブウィンドウにある①のPineエディタから、②のメニューバーで編集・保存・チャートに追加までをシームレスにできます。

スクリプト公開によって、3,000万人を超えるTradingViewユーザーにカスタムインジケーターをシェアできます。

開発したカスタムインジケーターを編集・保存・シェアする方法

有益なインジケーターを提供すると、TradingViewコインで感謝の寄付(投げ銭)を受け取れるでしょう

TradingViewコインとは公式サイトの独自通貨で、1コインは0.01米ドル相当の価値があり、同社の有料プランの支払いに充てることもできます。

TradingViewユーザーはTradingViewコインで寄付できる

公開したマイスクリプト内のコメント欄を開放しておくことで、感謝のコメントと共にTradingViewコインが寄付(投げ銭)されることがあります。

今のところコインの現金化はできませんが、近い将来に引き出せる機能を実装予定であることが公式アナウンスされています。

アルトコインとして米国の取引所コインベース(Coinbase)などに上場し、自由に売買できる日が近いかもしれませんね。

ファンダメンタル・インジケーターを株式投資に使う

ファンダメンタルは、上場企業の財務データをサブウィンドウにグラフ化し、価格推移との関係性を視覚的に表現します。

TradingViewは各国の市場に上場する銘柄の財務データを取得しているため、世界中の企業が対象です。

利用するには「ファンダメンタル」をクリックし、「損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー・統計」から選びます。

TradingViewのファンダメンタル・インジケーターを表示する方法

一例として、米国ナスダックに上場するテスラ(TSLA)の総売上高と売上総利益を表示しました。

テスラ(TSLA)のファンダメンタル・インジケーターを表示

縦軸に株価と四半期ごとの財務データが表示され、決算を受けての市場の反応が視覚的に捉えられます。

他銘柄に分散投資する個人投資家など、多数企業の決算をまとめる方に重宝される機能です。

TradingViewのファンダメンタル・インジケーターにより、株価と財務データの関係性を客観的に評価することが容易になります。

TradingView(トレーディングビュー)のインジケーターでトレードにエッジを効かせよう

今回はTradingViewのインジケーターを分類し、目的に応じて選ぶための解説をしました。

最後に、大切なポイントを振り返ります。

この記事の3つにまとめると

  • TradingViewでは標準搭載された「内蔵インジケーター」とユーザーが開発した「コミュニティスクリプト」が使える
  • 内蔵インジケーターはトレンド系・オシレーター系・ボリューム系・出来高プロファイル・ローソク足パターン・自動検出・ストラテジーの7種類から選べる
  • 10万超のコミュニティスクリプトからSNSで評価された有効性の高いインジケーターが使える

TradingViewは主要インジケーターを網羅し、実用性に申し分ありません。

SNS型金融プラットフォームの強みとなる、コミュニティスクリプトの発展にも注目してみてください。

「そもそもTradingViewってなに?」を解説する記事も用意していますので、ぜひご覧になってください。

監 修
山中康司

慶応義塾大学卒業後、1982年アメリカ銀行に入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリー・マネージャーとして為替、債券、デリバティブ等の取引に携わる。2002年金融コンサルティング会社アセンダントを設立、取締役に就任。為替情報配信、セミナー講師、コンサルティングをつとめている。「テクニカル指標の読み方・使い方」等著書も多数。2018年 金融リテラシー協会 代表理事に就任。


アドバイザリーボード

当サイトでは、バランスの取れた多様で中立的な意見提言を得ることを目的として、各分野における有識者で構成されるアドバイザリーボードを設置しています。それぞれの専門の立場から、ファイナンシャル教育のあり方や、当サイトの運営などについてアドバイスをもらっています。

内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
山中 康司 金融リテラシー協会 代表理事
アセンダント取締役
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