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TradingViewのチャートの魅力|MT4と12の特徴を比較して完全図解

2022年12月27日 公開 
2024年03月29日 更新
TradingViewのチャートの魅力|MT4と12の特徴を比較して完全図解
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「TradingViewのチャートはMT4やMT5より何が優れているの?」
「見た目や使いやすさが分かれば、TradingViewを試してみるかも。」

グローバルスタンダードのMT4・MT5を差し置いてTradingViewを使いたくなる理由を、チャートに焦点を当ててご紹介します。

この記事で分かること

  • MT4・MT5とTradingViewのチャートの違い
  • TradingViewのチャートの優れた操作性と視認性

さっそくTradingViewから始めてみるFX初心者の方にも、画像付きで分かりやすく解説します。

効率性の高いチャート分析をするため、ぜひご参考ください。

目次

TradingView(トレーディングビュー)は全商品をチャート表示できる

TradingViewのチャートはFX・株式・暗号資産など、世界中の市場に上場する多彩な金融商品を表示できます。

各国の証券会社と提携して取得した銘柄データをリアルタイムでチャートに反映するため、各社のチャートツールを複数起動しなくてすみます。

Webブラウザを使うようにチャート上でシンボル検索ができ、1つの検索欄からトレードや投資したい銘柄を瞬時に探し出すことができます。

TradingViewのシンボル検索パネル

例えば、検索欄にEURUSDと入力した途端にデータ提供元が表示され、1クリックでチャートに反映できます。

チャートを確認するのみなら、MT4・MT5を立ち上げる必要もありません。TradingViewを使えば証券会社の横断検索で効率性が飛躍します。

TradingView(トレーディングビュー)はチャートレイアウトがシンプルで美しい

TradingViewのチャートレイアウトはシンプルで美しく視認性に優れており、FX初心者の方が直感的に使えるデザインです。

テクニカル分析に必要な機能を網羅しているにも関わらず、役割ごとにメニューバーを分けて配置することで感覚的に使える優れた操作性も実現しています。

TradingViewのチャートレイアウト

上部メニューバー(①)には、時間足・チャートの種類・インジケーターなどよく使う機能が並び、役割が一目で分かるアイコンが整然と配列されています。

ファンダメンタル分析とテクニカル分析に必要な機能が1タブ内に完備され、②③④⑤の各バーのアイコンをクリックして展開・操作できます。

例えば、ローソク足アイコンをクリックすれば14種類のチャートが表示され、アイコンの横には名称まで添えられてチャートイメージと結びつきます。

「神は細部に宿る」と言いますが、TradingViewのチャートは使い込むほどに、開発者のユーザーへの配慮を感じ取れるでしょう。

TradingView(トレーディングビュー)のチャートは簡単な操作性を重視

TradingViewのチャートは、トレード初級者の方が直感的に使えるほど操作性が高いです。

世界中のFXトレーダーが利用するMT4と、よく使う機能を比較してみましょう。

MT4のチャートレイアウト

1画面にチャート、気配値表示、ナビゲーターを表示しました。

  • 気配値表示の役割:通貨ペアなどの銘柄を表示する
  • ナビゲーターの役割:インジケーターやEA(自動売買ソフト)を表示する

FX初心者の方の立場で見ると、決してユーザビリティの高い仕様とは言えないでしょう。一方で視認性と操作性を重視して機能を削ると、テクニカル分析に不足が起こり得ます。

チャート分析ツールは豊富な機能に対して、見た目と使いやすさを両立させるせめぎ合いですが、TradingViewは優れた検索機能で見事に相反する要素の両立に成功しています。

Googleのような快適な検索を見ていきましょう。まずはMT4の気配値表示にあたるシンボル(銘柄)検索です。

TradingViewのシンボル検索パネル

左上部のシンボル名をクリックするかチャート上でローマ字をタイプすると、チャート中央に検索パネルが表示されます。

既に検索欄にカーソルがあり、マウスでポインターを移動させる必要もありません。あとは対象銘柄のシンボルをタイプするのみ。

TradigViewは膨大なデータを処理しているにも関わらず、瞬時に銘柄をチャートに反映して遅延がない値動きを実現します。

続いては、MT4のナビゲーターにあたるインジケーターとEAに類似するストラテジーの検索です。

TradingViewのインジケーター検索パネル

インジケーター(①)をクリックするとチャート中央に検索パネル(②)が表示されます。

検索パネル上でインジケーターとストラテジーの両方を探すことができ、③と④のメニューをクリックするだけで検索対象を切り替えられます。

使いたいインジケーターとストラテジー名が分かっていれば、検索欄に直接タイプした直後に対象が表示されます。

インジケーターとストラテジーは、TradingViewが標準搭載する内蔵型とユーザーが開発した10万個を超えるコミュニティ型に分けて格納されています。

内蔵型を一覧表示する場合はテクニカル(A)をクリックし、コミュニティ型はコミュニティスクリプト(B)を選びます。

特定の銘柄と相場で勝ちやすい新製品がコミュニティ型で次々に公開されるので、チャート上で宝探しの感覚を楽しんでみてください。

【Tips】チャート上で時間足を変更するショートカット
数字をタイプするだけで時間足が切り替わります。60で1時間足、240で4時間足です。

TradingView(トレーディングビュー)はチャートカラーを簡単に変更できる

TradingViewのチャートカラーは明るさを抑えたシンプルな配色の初期設定により、視覚的に馴染みやすい配慮がされています。

ブラックの背景色が「ダーク」でホワイトは「ライト」と呼びます。MT4・MT5のチャートの色合いと比較してみましょう。

①MT4・MT5とTradingViewのダークモードを比較

MT4の初期設定におけるチャート
TradingViewのダークモードにおけるチャート

4つのチャートカラーの設定は次の通りです。

①:MT4の初期設定
②:④に合わせたカラー
③:①に合わせたカラー
④:TradingViewのダークモードの初期設定

TradingViewの特徴は、カラーの選択で柔らかく優しい色合いを提案してくれることです。MT4は濃淡がハッキリしており無機質な印象を受けるでしょう。

両ツールともにカスタムカラー設定でお好みの色合いに変更できます。

②MT4・MT5とTradingViewのライトモードを比較

MT4とTradingViewのチャート表示の比較

2つのチャートカラーの設定は次の通りです。

①:②に合わせたカラー
②:TradingViewのライトモードの初期設定

TradingViewのローソク足のカラーは、Googleのロゴ色のように柔らかく優しい色合いです。

チャートのカラー設定においてMT4よりも便利な点は、配色バランスに優れたダークとライトに細かな設定を必要とせず切り替えられることです。

TradingViewのチャートのカラーテーマを切り替える方法

デスクトップアプリの場合、ユーザーアイコン(①)をクリックしてカラーテーマ(②)を選ぶと、設定パネル内のメニュー(③)で「ダーク」または「ライト」を指定できます。

「システム」はパソコンで使うブラウザ側のテーマによって自動で決まります。

TradingView(トレーディングビュー)のチャートは分割・複数表示でMTF分析できる

TradingViewはチャートの分割・複数表示によりマルチタイムフレーム分析がしやすく、多数の銘柄を監視するスキャルピングにも最適です。

MT4・MT5でチャートを4枚・8枚表示した画面を比較します。なお、TradingViewで1タブに2枚以上のチャートを表示するには有料プランの購読が必要です。

今回は無料プランでチャートを分割しているためにタブが表示されますが、有料プランでは1タブ内で分割できるため、余分な表示が消えてスッキリします。

①MT4・MT5と4枚表示のチャートを比較

デイトレードのマルチタイムフレーム分析を想定し、1画面に日足・4時間足・1時間足・15分足の4枚のチャートを表示します。

MT4で4枚チャートを表示
TradingViewで4枚チャートを表示

1銘柄で4枚のチャート表示であれば動作速度に違いはなく、カラーは両ツールともにカスタム設定で変更できるため、チャート確認のみであれば優劣ありません。

MT4にはないTradingViewのマルチタイムフレーム分析に役立つ機能として、十字カーソルの同期があります。※デスクトップアプリ限定の機能

TradingViewのデスクトップアプリで十字カーソルを同期

15分足に十字カーソルを当てて操作すると、各時間足で日時の上に縦に伸びる破線が同時に動くため、各チャートにおける分析日時を合わせることが容易になります。

くわえて、TradingViewはあらゆる端末でデータを同期します。外出先のスマホでチャート分析した結果が自宅のパソコンで再現でき、チャート分析の効率性を高めます。

明るい背景色がお好みの方は、「MT4・MT5とライトモードを比較」を参考にカラーを切り替えてください。

TradingViewのチャートのライトモード

②MT4・MT5と8枚表示のチャートを比較

複数銘柄を監視して初動を捉えるスキャルピングを想定し、1画面に8つの銘柄のチャートを表示します。

MT4で8枚チャートを表示
TradingViewで8枚チャートを表示

異なる時間足だけでなく、異なる商品・銘柄でも十字カーソルを同期できるので、チャートの強弱・相関関係を測るときにも便利です。※デスクトップアプリ限定の機能

MT5やMT4のように専用のインジケーターをインストールする手間がなく、動作が重たくなる問題も生じません

今回はTadingViewとMT4・MT5をさまざまな角度から比較していますが、MT4・MT5について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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引用元:FXTF

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FXTFの最も大きな特徴は、分析チャートツールが優れていることです。

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TradingView(トレーディングビュー)はチャート上で通貨ペアを検索して表示できる

MT4・MT5では通貨ペアを探すために気配値を表示したり、新規チャートを選択するアイコンをクリックしてから探す手間がかかります。

MT4の気配値表示パネル

TradingViewならチャート上でシンボル名をタイプするだけで、銘柄名とともにデータ提供元が一覧表示されます。

マウスに手を当てなくても銘柄をチャート表示できる高い操作性です。

TradingViewで銘柄をチャートに表示する方法

左上のシンボルアイコンをクリックして選ぶこともできます。

TradingViewはショートカットキーを用意しており、インジケーターを開くときは「/」をタイプするのみ。

右下の「?」アイコンをクリックすると、「他に何かお探しですか?」のカテゴリ内に、キーボードショートカットをまとめた項目が用意されています。

TradingView(トレーディングビュー)はチャート上で10万超のインジケーターを検索して表示できる

TradingViewは100個以上の内蔵インジケーターに加えて、ユーザーが開発した10万個を超えるインジケーターもチャート上でサクサク検索できます。

上部のインジケーターをクリックするか、チャート上で「/」をタイプするだけで検索パネルが表示されます。

TradingViewでインジケーターをチャートに表示する方法

TradingViewのサーバー上に格納された10万超のインジケーターを一覧表示できます。

一方でMT4・MT5では、ナビゲーターを表示して対象インジケーターを指定します。検索機能がないため、1つずつの確認が必要です。

MT4でインジケーターを探す方法

TradingViewのチャートの高いユーザビリティが、積み重なる何気ない作業コストを大幅に削減します。

公式YouTubeにある便利なショートカットキーの説明もお役立てください。

TradingView(トレーディングビュー)はチャートパターンを自動検出できる

TradingViewはチャートパターンを自動検出する内蔵インジケーターが19個、コミュニティスクリプトを合わせると膨大な数が公開されており、全て無料で使えます。※ユーザーが開発したインジケーター

TradingViewの自動検出インジケーターをチャートに表示

コミュニティスクリプトに続々と登録される新製品を自由に試すことができます。MT4・MT5のようにインジケーターをダウンロードする必要もありません。

今回は内蔵インジケーターを用いたチャートパターンとプライスアクションの自動検出をご紹介します。

①ダブルボトムとダブルトップを自動検出

内蔵インジケーターの「ダブルボトム・チャートパターン(Double Bottom Chart Pattern)」と「ダブルトップ・チャートパターン(Double Top Chart Pattern)」をゴールド米ドル(XAUUSD)の日足に適用しました。

ダブルボトムとダブルトップを自動検出するインジケーター

ダブルボトムの安値を「Bottom 1」「Bottom 2」、ダブルトップの高値を「Top 1」「Top 2」で示します。

ネックラインのブレイクでエントリーした際、利益を確定する目標価格を「Trarget」として示します。

チャートパターンの自動検出インジケーターの優れている点は、未来の値動きまで想定することです。

ゴールド米ドルの日足におけるダブルトップを自動検出

ゴールド米ドルの2022年12月24日時点における日足チャートです。ダブルトップのネックラインを抜けた後の目標価格も提示します。

その他米ドル加ドル(USDCAD)の日足チャートでも、目標価格を提示しています。

米ドル加ドルの日足におけるダブルトップを自動検出

TradingViewはFXの他にも様々な商品を表示できるので、異なる時間足との掛け合わせで無数のチャートパターンを検出できるでしょう。

ただし現状は、優位性の高いトレードポイントを絞り込めていません。2つの自動検出インジケーターはベータ版のため、今後の精度向上に期待しましょう。

②レクタングルを自動検出

続いては、トレンド相場の調整で表れるレクタングルを自動検出します。内蔵インジケーターの「Rectangle Chart Pattern」をポンド円の日足に適用しました。

ポンド円の日足におけるレクタングルを自動検出

半年間ほどの長い調整期間を経てレクタングルの上限をブレイクし、その後上限ラインで押し目を作って再上昇しています。

チャートパターンの自動検出インジケーターは、基本的に時間軸が長くなるほどトレードで使用する際の有効性が高くなっています。

③ローソク足パターンを自動検出

TradingViewはチャートパターンに加えて、ローソク足パターン(プライスアクション)の自動検出インジケーターを45個内蔵しています。

一例として、複数のローソク足パターンを検出する「All Candlestick Patterns」をドル円の日足にてご紹介します。

ドル円の日足におけるローソク足パターンを自動検出

上昇トレンド終了サインとなるリバーサルパターンを赤のBE、下降トレンド終了サインを青のBEで示します。

その他ローソク足パターンに応じて異なるラベリングをし、クリックすることで英語の説明がポップアップされます。

ローソク足パターンと水平線や他のテクニカル指標が重なった価格帯であれば、強いサポート帯・レジスタンス帯としての目安になります。

TradingView(トレーディングビュー)チャートの同期と2つのポイント

クラウドサービスのTradingViewでは、あらゆる端末でチャートが同期されます。今回はテクニカル分析の利便性を高める2つのポイントをピックアップします。

①ブラウザ版・スマホアプリ・デスクトップアプリをスムーズに同期する

TradingViewのチャートはブラウザ版・スマホアプリ・デスクトップアプリの全てが同期されます。

ブラウザ版とスマホアプリで同期した様子をご覧ください。

TradingViewのブラウザ版とiOSアプリを同期

外出先でスマホからラインを引いた際、帰宅後のパソコンで同じ作業をする手間が省けて時間を節約できますね。iOSアプリで表示していますが、Androidアプリも同じです。

ところで、スマホで操作しているときにラインをずらしてしまったことはありませんか?

この問題を解決するのがロック機能です。

チャート上の描画ツールをロックする方法

鍵アイコン(①)をクリックすると、チャートに表示した全ての描画がロックされて動かなくなります。また各描画を右クリックしてロック(②)を選ぶことで、個別に固定することもできます。

なお、デスクトップアプリもブラウザ版とスマホアプリの両方に同期できます。

②通貨ペア・時間足・日時の同期でマルチタイムフレーム分析の効率性UP

TradingViewのデスクトップアプリは十字カーソルを同期でき、マルチタイムフレーム分析の効率性を高めます

デスクトップアプリのチャートで十字カーソルを同期

通貨ペアの日足にカーソルを当てて左右に動かすと、4時間足・1時間足・15分足に引かれた縦の破線と日時が連動し、異なる位置にある分析日時が一目瞭然です。

TradingView(トレーディンビュー)のチャートを重ねて比較する方法

TradingViewでは1枚のチャートに複数の銘柄を重ねて、モメンタムの強弱や相関関係を測れます

FX・株式・暗号資産など商品市場のトレンドの把握や、デイトレで市場注目度が高い銘柄の選別にも役立ちます。

①異なるチャートを同じパーセントスケールで重ねる合成法

同じ%スケールとは、チャート左端の価格を基準値0%として価格の変化率を表示することです。

ドル円の日足をベースに、ユーロドルポンドドルを重ねて表示します。

異なるチャートを同じパーセントスケールで重ねる

合成した通貨ペアをライン表示していますが、スタイルはローソク足などに変更できます。

全ての時間足で常時算出される変化率をデータ化できるとともに、各通貨ペアの強弱や相関関係を目視で把握できます。

②異なるチャートを新しい価格スケールで重ねる合成法

新しい価格スケールとは、最初に表示した銘柄の価格に追加した銘柄の価格スケールとチャートを重ねて表示することです。

ドル円の日足をベースに、ユーロドルポンドドルを重ねて表示します。

異なるチャートを新しい価格スケールで重ねる

TradigViewのチャートの価格スケールは伸縮自在なので、お好みの比較チャートに調整できます。

重ねたチャートで特定銘柄の価格スケールを縮める

ユーロドルの価格スケールを圧縮して、見た目のみ平準化されました。

TradingView(トレーディングビュー)チャートの描画ツールのココがすごい!

TradingViewの描画ツールはテクニカル分析に必要なアイテムが揃っています。その中でもカラフルで絵心をくすぐるハーモニックパターンとフィボナッチをご紹介します。

チャートはアート!ハーモニックパターンを手軽に描写できる

ハーモニックパターンはガートレー・バット・バタフライ・クラブの4つの基本形に加えてこれらの派生形があり、今もなお新種が開発されています。

X・A・B・C・Dの5点を定めた際に各点を結んだ比率が自動表示され、各パターンの成立条件を満たしているかの判断が簡単です。

チャート左のハーモニックパターンアイコン(①)をクリックし、XABCDパターン(②)を選びます。あとは任意の価格で5点を定め、各パターンの条件を満たしているか確認するだけです。

TradingViewのチャートにハーモニックパターンを描く

ドル円の1時間足にバットパターンを描きました。ハーモニックパターンは、一般的にD点における逆張りエントリーの目安とします。

TradingViewのコミュニティスクリプトには自動検出するインジケーターが公開されているので、チャートに浮かび上がる幾何学模様を楽しんでみてください。

カラフルなフィボナッチ10種類を使い分けできる

TradingViewは描画ツールに10種類のフィボナッチがあり、カラフルに使い分けることができます。

チャート左のフィボナッチアイコン(①)をクリックし、フィボナッチ・リトレースメント(②)を描きます。

TradingViewのチャートにフィボナッチ・リトレースメントを描く

豊かな色彩は、MT4の無機質なフィボナッチの色合いと対照的です。

チャートに描いたフィボナッチ・リトレースメントのカラーを変更する

カラフルな各階層と境界線のカラーや比率は、変更パネルから細かく設定できます。

フィボナッチを使った分析をしたい方には、TradingViewは非常におすすめです。

PR:無料で最高のトレード環境を手に入れよう

TradingViewは最高のチャートツール!

あなたは、現在お使いのチャートツールに満足していますか?

無数のインジケーターを手軽に使えるTradingViewがあれば、今よりも深く、かつ、効果的にチャート分析ができるようになるでしょう。

TradingViewは無料のアカウント登録をするだけで、ほとんど全てのインジケーターやアラートを追加できるなど、本格的に利用することができます。

さらに初回限定で、機能が豊富な有料プランを1ヶ月間にわたって無料で利用可能です。

ワンランク上のトレード環境を手に入れたい人は、ぜひTradingViewをご検討ください。

TradingView(トレーディングビュー)のチャートは株式銘柄の分析を効率化する

TradingViewには銘柄分析を効率化する株式スクリーナーが搭載されています。

チャート下部の株式スクリーナー(①)をクリックすると各国の市場別で上場銘柄を一覧表示します。

TradingViewのチャートで株式銘柄を分析する

②のランキング一覧には、「時価総額上位」「出来高上位」「値上がり上位」などが網羅されており、1クリックで切り替えられます。銘柄名をクリックすれば即時チャートに反映されます。

右サイドバー(③)にはホットリストとして、各市場ごとの値上がり・値下がり率ランキングなど、売買が活況となる銘柄を一覧表示できます。

TradingViewのチャートなら、ランキング確認→チャート確認→トレードまでの流れが1タブ内でシームレスに行えます

しかも日本市場にとどまらず、世界の上場企業が対象です。複数の証券会社のツールを駆使して情報収集・分析をしている場合、TradingViewに一元化するのも良いでしょう。

TradingView(トレーディングビュー)1つでチャート分析しよう

今回はMT4・MT5のレイアウトと比較し、TradingViewのチャートの特徴を解説しました。

TradingViewの魅力を端的に言えば「高性能なのに使いやすくて見やすい!」ことでしょう。

テクニカル分析に欠かせない機能が詰め込まれているにも関わらず、1タブでチャートや相場情報を処理できる高い操作性と視認性

複数のチャートツールを使っている方は、TradingViewに一元化してみるのも良いですね。

チャートだけでなく、TradingViewを体系的に知りたい方は以下の記事をご参考ください。

監 修
Runchaテクニカル分析チーム

トレード体験アプリ「Runcha」は、テクニカル分析チームが監修を行っています。これまでにFXおよび仮想通貨初心者向けの学習アプリを開発し、累計100万ダウンロードを突破。「Runcha」はデモトレードの進化版を目指し、トレード練習の概念を一新します。経験豊富な専門家の協力の下、分かりやすく正確な情報を提供しています。


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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
山中 康司 金融リテラシー協会 代表理事
アセンダント取締役
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