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FX手法で移動平均線の使い方3選!

公開日:2022年2月24日 更新日:2022年5月13日

FX取引で大切なことは、値動きをチャートから読み解くことです。そんなチャートの動きを分析するテクニカルインジケーターの大定番といえば移動平均線。

「聞いたことはあるけど、使い方がよく分からない」

こんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。今回は移動平均線をチャート分析にどのように使っていけばいいのか、移動平均線の使い方を解説していきます。

移動平均線はFXのチャート分析でよく使う!

移動平均線は、FXのチャート分析で最も利用されるインジケーターです。

一言で移動平均線といっても、種類は様々ありますが、FXでは特に下の2つが多くのトレーダーに愛用されています。

 ・単純移動平均線(SMA)

 ・指数平滑移動平均線(EMA)

今回は基本となる単純移動平均線(SMA)の計算方法を解説します。

移動平均線は一定期間の終値の平均値をつないで線にしたものです。

例えば、移動平均線の期間を5日(=5SMA)で計算してみましょう。

日付終値5SMA
1日目100.00
2日目99.00
3日目98.00
4日目97.00
5日目96.0098.00①
6日目94.0096.80②
7日目90.0095.00③

5SMAの場合、当日を含めた5日間の終値の合計から期間を割ると算出できるため、

(100+99+98+97+96) / 5 = 98・・①となります。

同じ流れで、(99+98+97+96+94) / 5 = 96.8・・②

        (98+97+96+94+90) / 5 = 95.0・・③

と求めていくことができます。

上の表をチャートで表したのがこちらです。

5日目は98.00、6日目は96.80、7日目は95.00に点を打ちました。

プロットした点を結んでいくと移動平均線ができあがっていきます。

実際のチャート(ドル円1時間足)で5SMA見ると、こんな感じになります。

計算自体は凄く単純ですが、奥が深い移動平均線。

様々な期間で設定したり、複数組み合わせて使用したりと、使い方は多岐にわたりますが、世界中のトレーダーが愛用しているテクニカルです。

それでは、実際どのように取引で使われているか解説していきます。

FX取引で移動平均線の使い方3選

ゴールデンクロス/デッドクロス

移動平均線で売買のサインとなる代表的なものに「ゴールデンクロス」「デッドクロス」と呼ばれているものがあります。

これは移動平均線の期間を長く設定するほど緩やかになり、期間を短くするほどローソク足の動きに近くなる(急になる)という特性を利用した取引手法です。

期間が違う2本の移動平均線を利用して、移動平均線がクロスした時にエントリーするやり方がゴールデンクロス/デッドクロスです。

実際のチャートで見てみます。

赤い線が25MA(期間25に設定した移動平均線)で、黄色い線が75MAです。

2本の関係性から赤い線25MAが短期線、黄色い75MAが長期線とよばれます。

短期線はローソク足と同じような動きをしているのに対し、長期線は比較的緩やかに反応しているのが分かるでしょうか。

トレンドの転換を捉えるやり方として、画像のように、長期線(黄)を短期線(赤)が上から下に突き抜けたポイントをデッドクロスと呼びます。この時、上昇トレンドから下降トレンドに切り替わった可能性が高いと分析することができます。

反対に、長期線(黄)を短期線(赤)を下から上に突き抜けてクロスしたポイントをゴールデンクロスと呼びます。この時、下降トレンドから上昇トレンドに切り替わったと考えることができます。

このように一般的には「デッドクロスは売り」「ゴールデンクロスは買い」のサインと言われていますが、レンジの場合はクロスのサインが多発することになるため、注意が必要です。

レンジの見分け方は、レジスタンスやサポートの価格値を意識したり、他のインジケーターと組み合わせて判断することが可能です。また、移動平均線だけでトレンドかレンジを見極める方法もありますので、そのやり方をご紹介します。

レンジかトレンドか見極める

FXでよく使用される移動平均線だけでも、レンジかトレンドを見極める方法があります。

見極めるためには、移動平均線の角度に注目してみましょう。

移動平均線が、

緑矢印のように水平になっていれば、レンジ

青矢印のように上を向いていれば、上昇トレンド

赤矢印のように下を向いていれば、下降トレンド

と判断することができます。

また、トレンドの勢いも移動平均線の角度があればあるほど強いと判断することが可能です。

具体的に角度が何度以上なら、トレンドが出ていると明確に定めることは難しいです。しかし、移動平均線の角度を見るだけで、レンジの判断だけでなく、トレンドの勢いも確認することが可能です。

乖離を見て飛び乗りエントリーを防ぐ

最後は飛び乗りエントリーを防ぐために大事な乖離について解説します。

乖離は、ローソク足と移動平均線の位置関係から判断することが可能です。

移動平均線の基本的な概念として、

価格はいずれ移動平均線に収束するという考え方があります。

従って、ローソク足と価格の差が大きいときは飛び乗りエントリーせず、移動平均線付近まで落ちてきてからエントリーした方が有利なエントリーができることがあります。

実際のドル円1時間足のチャートで見てみましょう。

実際ゴールデンクロスしたピンクの丸の付近では、大きなローソク足が形成されています。

ローソク足と移動平均線の差が大きい(乖離が大きい)ため、一旦ローソク足が移動平均線まで下がって(赤い丸付近)から買うことでより有利な位置でエントリーできます。

ゴールデンクロスとデッドクロスの注意点として、クロスした時点では既に大きく動いている可能性が高いため、このように移動平均線の乖離に注目することが飛び乗りエントリーを防ぐことができます。

もちろん、そのまま上昇してしまうこともありますが、「飛び乗りエントリーをやめたい」という人は移動平均線の乖離に注目してみてはいかがでしょうか。

まとめ:移動平均線でFX相場を分析

今回は移動平均線の概要と実際の使い方について解説いたしました。

移動平均線自体の計算方法はかなりシンプルですが、色々な方法で相場を分析できることがご理解いただけたのではないでしょうか。

スキャルピングが好きな人は短い期間、スイングトレードが好きな人は長い期間といったように、自分好みの設定を見つけていきましょう。

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