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チャートパターン|分析の基本や反転型・継続型について図で解説【FX初心者】

2022年10月28日 公開 
2023年01月30日 更新

FXを始めたての頃はチャートを眺めていても、何をどうしていいのかよく分かりませんよね。

実は無規則に見えるチャートにも、ある程度パターン化されたチャートの形があるのです。

チャートによく現れる形、いわゆるチャートパターンを覚えておけば、どこでエントリーすればいいのかわかるようになります!

早速、学んでいきましょう!

チャート分析の基本

チャートパターンについて学ぶ前に、チャートの見方において基本的なことを押さえておきましょう。

まずは、どんな相場も「上下どちらかへ動き続けるトレンド相場」と「横ばいのレンジ相場」の繰り返しだということです。

下降トレンド・上昇トレンド・レンジのチャート

そしてチャートの動きは、買いと売りの勢力差によって作られます。

上昇トレンドなら「買い」、下降トレンドなら「売り」の勢力が強いと分かります。

レンジ相場は、両者のパワーが拮抗している状態です。

それではトレンド、つまりどちらかの勢力が強い状態は、いつまで続くのでしょうか?

もし一つのトレンドが永久に続くなら、トレーダーはトレンドについていくエントリーをすればいいだけですよね。

しかし残念ながら、トレンドはいつまでも続くわけではありません。

トレンドが反転したり、横ばいになるときがいつか来ます。

そのため上昇トレンドだからと言っていつまでも「買い」を続けていると、トレンド転換のタイミングで大きな損失を被るかもしれません。

トレンドが反転するか継続するかの見極めに役立つのが、チャートパターンなのです。

チャートパターンとは

まずチャートパターンには、反転型と継続型の2種類があります。

反転型

ダブルトップ・ダブルボトムの図
ヘッドアンドショルダー・ヘッドアンドショルダーボトムの図

反転型は主に一定期間トレンドが継続した後にあらわれ、トレンド転換を示唆するチャートパターンです。

代表的な反転型のパターンは、ダブルトップ・ボトムやヘッドアンドショルダーです。

図にあるように、2つの山のような形をダブルトップ、3つの山のような形をヘッドアンドショルダーといいます。

逆に2つの谷のような形はダブルボトム、3つの谷のような形はヘッドアンドショルダーボトムです。

反転型があらわれたときには、それまでのトレンドについていくトレードは一旦ストップ。

次のトレンドに備えましょう。

例えば上昇トレンドの途中で反転型があらわれたときには「買い」をやめ、今度は下降トレンドについていく「売り」を考えます。

継続型

継続型のチャートパターンの図

継続型はトレンドの途中にあらわれて、一時的な休止状態を形成するチャートパターンです。

値動きが一度ギュッと収束した後、再び元のトレンド方向へ動き出します。

継続型には値動きの収束の仕方によって、三角持ち合い(ペナント)やフラッグ、ウェッジなどさまざまな名前がつけられています。

継続型があらわれたときには、ギュッと押さえつけられているローソク足が解き放たれたタイミングでエントリーしましょう。

ちなみにチャートパターンの形をとらえるときは、ローソク足の実体ではなくヒゲを見るのがオススメです。

チャートパターン、特に継続型のパターンでは、高値を結ぶラインや安値を結ぶラインを引くことが多いです。

そしてローソク足のヒゲは、一定期間の高値・安値を示しています。

ローソク足のヒゲ・実体や高値・安値などの説明

5分足なら5分間、1時間足なら1時間のうち、もっとも高いレートともっとも安いレートを示しています。

つまりヒゲ同士を結ぶようにラインを引けば、簡単に高値ラインと安値ラインを描けるのです。

チャートパターンの注意点

チャートパターンは、チャートの中から特定の形を探すシンプルな手法です。

しかし、チャートパターンを覚えるだけではなかなか勝てません。

チャートパターンを使うときには、大きな時間足の環境認識が必要です。

反転型のパターンなのにトレンド転換しなかった例

例えば、この5分足チャートには反転型のチャートパターン「ヘッドアンドショルダー」があらわれています。

しかし少しだけレートは下がったものの、トレンド転換といえる動きにはなりませんでした。

なぜでしょうか?

その答えは、4時間足チャートにあります。

反転型のパターンなのにトレンド転換しなかった例を大きな時間足で見たもの

4時間足を見ると、大きな上昇トレンドの中にいることが分かりますよね。

5分足レベルのトレンド転換は、4時間足レベルのトレンドにかき消されてしまいました。

このようなケースもあるので、「特定の形が出たら即エントリー」ではなく、環境認識のうえでチャートパターンを使ってくださいね。

このほかFX全般については、こちらの記事で詳しく解説しました。

FXを安全に始め、かつ勝てるようになりたい人は必見です。

監 修
Runchaテクニカル分析チーム

トレード体験アプリ「Runcha」のテクニカル分析チームが作成と監修をしています。


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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
山中 康司 金融リテラシー協会 代表理事
アセンダント取締役
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